COLUMN|費用と相場

土間コンクリートのひび割れ 原因と補修の費用と打ち直しの目安

 読了目安 13分

ご質問はフォーム・メール・LINEでどうぞ。写真を送っていただければ概算をお答えします。

3分でわかる

土間のひび割れが気になる方へ 結論はこれです

もっと詳しく知りたい方へ

土間コンクリートのひび割れは、髪の毛ほどの細いものなら補修材で直せることが多く、段差や沈みがあるときは打ち直しを考えます。当社の料金目安では撤去と新設を合わせて1㎡あたり35,800〜40,600円で、5㎡の一部の打ち直しなら179,000〜203,000円です。ひび割れの原因と保証の範囲は、公的な資料と当社の料金目安で2026年10月9日に確かめました。

この記事の結論

土間コンクリートのひび割れは、幅と段差と広がり方で直し方が変わります。

細いひびなら補修材で直せることが多く、段差や沈みがあるなら打ち直しを考える形。

先に答えを表にまとめました。

ひびの状態 直し方 税込の目安
髪の毛ほどの細いひび 補修材で埋める 自分で直せることが多い
汚れやコケで目立つ 高圧洗浄 30㎡ 19,800〜33,000円
段差や沈みが一部だけ 5㎡を打ち直す 179,000〜203,000円
段差や沈みが広い 10㎡を打ち直す 358,000〜406,000円
全体が傷んでいる 30㎡を打ち直す 1,074,000〜1,218,000円
出典 当社の料金目安 2026年10月時点の税込の単価。撤去と新設の単価を足して当社が計算した例です

打ち直しは、今の土間を壊す撤去と新しく打つ新設の2つの費用がかかります。

撤去は1㎡あたり11,800〜13,600円で、新設は1㎡あたり24,000〜27,000円が当社の目安。

合わせると1㎡あたり35,800〜40,600円の計算です。

細いひびだけなら打ち直さずに済む場合が多いので、まずはひびの様子を確かめてください。

当社のおすすめひびの近くに定規や硬貨を置いて写真を撮り、段差があるかどうかも一緒に見てください。段差や沈みがなければ、補修材や洗浄で済む見込みがあります。車の出入りでひびが広がっているなら、早めに見立てを聞くのが安心です。

土間コンクリートのひび割れの補修費用 当社の料金目安で計算した例

結論の表の金額は、どれも料金目安の単価に広さを掛けた計算です。

ここからは直し方ごとに、金額の中身と気をつける点を書きます。

一部だけを打ち直す

ひびと段差が一か所に集まっているなら、その部分だけを切り取って打ち直す方法があります。

5㎡なら撤去が59,000〜68,000円で、新設が120,000〜135,000円の計算。

合わせて179,000〜203,000円が目安になります。

新設の単価は30㎡ほどの標準の条件なので、狭い範囲だと単価が上がる場合もあるでしょう。

新しい部分と古い部分は色が少し違って見えるので、目地で区切ると目立ちにくくなります。

全面を打ち直す

全体にひびが広がっているなら、30㎡の打ち直しで1,074,000〜1,218,000円の計算です。

この金額は、外構の全体のやり直しを考えるときの目安にもなります。

ほかの場所と一緒に直す費用は、外構リフォームの費用にまとめました。

洗浄で見た目を整える

ひびそのものより黒ずみやコケで目立っているなら、高圧洗浄が先です。

30㎡で19,800〜33,000円の計算で、打ち直しの数十分の一で済みます。

洗浄のあとはひびの線もはっきり見えるので、補修が要るかどうかを見分けやすくなる形。

料金について

1回の工事が最低料金の33,000円に満たないときは、最低料金になります。

土間を打ち直すときは、細い帯のスリットを入れてひびの入る場所を区切る方法もおすすめ。

スリットは1mあたり1,300〜1,480円で、10mなら13,000〜14,800円の計算です。

費用を抑える3つの方法

1つ目は、ひびと段差のある部分だけを切り取って打ち直すことです。

全面の30㎡を打ち直すより、5㎡の一部なら費用はおよそ6分の1で済みます。

2つ目は、洗浄や補修材で済むかを先に確かめること。

見積を取るときは、一部と全面の両方の金額を出してもらうと比べやすくなります。

3つ目は、駐車場や門まわりの工事と同じ日にまとめることです。

料金目安の複合小工事の一式目安は114,400〜171,600円で、出張と段取りの費用が1回分で済みます。

既存の土間の間に打ったばかりの土間コンクリート
当社が既存の土間の一部を新しく打ち直した例です。ひびと段差のある部分だけを切り取って打ち直すと、全部を打ち替えるより費用を抑えられます。

ひび割れの原因 乾燥と地盤と重さ

土間コンクリートのひびには、よくある原因が3つあります。

乾燥による縮み

コンクリートは固まったあとも水分が抜けて、少しずつ縮むもの。

土木学会の資料でも、乾燥収縮は水分の蒸発に伴う体積の減少と説明されています。

縮もうとする力が周りに押さえられると、引っ張られてひびが入る仕組み。

目地のない広い土間ほど、この縮みのひびが入りやすくなります。

地盤の沈み

下の地面がしっかり締め固められていないと、時間がたって土間が沈みます。

沈んだ部分との境目に、段差のあるひびが入るのが特徴です。

車の重さ

車の通る場所は、タイヤの重さが毎日かかるのでひびが広がりやすくなります。

駐車場の土間の作り方と費用は、駐車場をコンクリートにする費用にまとめました。

打って間もない土間のひび

打って間もない土間に入る細いひびは、乾燥による縮みが原因のことがよくあります。

段差がなく細いままなら、すぐに打ち直すより様子を見て写真を残すのが先。

気になるときは、施工した会社に写真を送って見てもらうと安心できます。

木の根と雨水

土間の近くに庭木があると、伸びた根が下から土間を押し上げることがあります。

雨水が土間の下に流れ込む場所では、下の土が少しずつ流れて沈みの原因になる形。

どちらも表面を直すだけでは止まらないので、原因の木や水の流れを先に見直します。

ひびの形で見分ける原因

ひびの形を見ると、原因の見当がつけやすいもの。

ひびの形 考えられる原因 直し方の目安
細く短いひびが網の目 乾燥による縮み 補修材か様子見
一直線に長いひび 縮みと目地の不足 補修材か打ち直し
両側に段差のあるひび 地盤の沈み 一部の打ち直し
車の通り道のひび タイヤの重さ 下地と厚みを見直す
出典 土木学会 ひび割れの予防保全体系図/当社の施工の見立て

表の原因はよくある例で、実際の原因は現地で下地と周りを見て決めます。

同じ土間に形の違うひびがあるなら、原因が2つ重なっていることもあるでしょう。

打ち直す前に確かめる条件 段差と沈みと水たまり

打ち直すかどうかを決める前に、次の4つを確かめます。

打ち直しを考える4つのサイン
  • ひびの両側に段差がある
  • 土間の一部が沈んで傾いている
  • 雨のあとにひびの近くに水たまりが残る
  • 半年ほどでひびが長く広くなった

ひびが一か所に集まっているか土間全体に散らばっているかも、直す範囲を決める手がかりになります。

段差があるひびは、下の地盤が動いているサインのひとつ。

表面だけを埋めても、下が動けば同じ場所にまたひびが入ります。

水たまりが残る場所は、勾配と排水の出口を先に見直すのが順番です。

庭の水はけで困っているなら、庭の水はけの直し方も参考にしてください。

ひびが広がっているかは、同じ場所を同じ向きで撮った写真を比べると分かりやすくなります。

車が乗る土間の厚み

料金目安の土間コンクリートは、厚さ10cmで鉄の網を入れる作り方です。

車が乗る駐車場の土間は、この厚みと下の砕石の締め固めが長持ちの分かれ目になります。

大きな車や重い車を停めるなら、現地で厚みと下地を相談して決めてください。

打ち直しの工事の流れと日数

一部の打ち直しは、切断と撤去と下地づくりと打設と養生の順に進めます。

  1. ひびのある部分のまわりをカッターで切る
  2. 切った土間を壊して運び出す
  3. 砕石を敷いて締め固める
  4. 鉄の網を入れてコンクリートを打つ
  5. 表面を仕上げて固まるまで養生する

5㎡ほどの一部の打ち直しなら、工事そのものは2〜3日ほどが当社の見立てです。

打ったあとの数日は、上を歩いたり車を乗せたりできない期間がある点に気をつけます。

車の出し入れが止まる日は、前もって日程を相談して決める形になります。

打ち直しが要らない場合 細いひびと汚れ

土間のひびは全部を打ち直さなくてもよい場合が多い、というのが当社の考えです。

髪の毛ほどの細いひびで段差がないなら、すぐに打ち直す必要はないでしょう。

乾燥による細いひびは、見た目の問題にとどまることも少なくありません。

黒ずみやコケが目立つだけなら、洗浄で見た目がかなり戻ります。

迷うときは写真で見立てを聞いてから、直す範囲を決めるのが確実です。

補修材で埋めたあとは、1年後に同じ場所を見て広がっていないかを確かめてください。

雨の日にひびから水がしみ込んで黒く見えるだけなら、見た目の問題にとどまることが多いもの。

段差が出てきたときに打ち直しを考えても遅くはありません。

自分でできる補修の手順 細いひびを埋める

自分で直してよいのは、段差のない細いひびと汚れまでです。

  1. ひびの中のごみと砂をブラシで取り除く
  2. 水で洗ったあとによく乾かす
  3. コンクリート用の補修材をひびに沿って入れる
  4. はみ出した補修材をへらで平らにならす

補修材は、ホームセンターで売っているコンクリート用のものを使います。

補修した線は色が少し違って見えるので、目立たせたくないなら細めに入れるのがコツ。

段差のあるひびや沈んだ部分は、補修材では直らないので業者に任せてください。

補修材の選び方

補修材には、ひびに流し込むものとへらで埋めるものがあります。

補修材は少ない量のものから試すと、使い切れずに余らせることも減らせる形。

細いひびには流し込むもの、少し幅のあるひびにはへらで埋めるものが使いやすいでしょう。

使う前に、説明書きで使える気温と乾くまでの時間を確かめてください。

雨の前の日や寒い日は乾きにくいので、晴れが続く日を選ぶのが安心です。

補修材が乾くまでは、上を歩いたり車を乗せたりしないように囲っておきます。

駐車場なら、車を別の場所に停められる日を選んでから作業すると落ち着いて進められるでしょう。

高圧洗浄機を使うときは、目地の砂や補修した部分を飛ばさないように弱めの水圧から始めます。

保証の期間と申し出の期限 新築と外構工事の違い

ひびに気づいたら、まず保証で直せるかを確かめます。

新築住宅の売主が10年間の責任を負うのは、構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防止する部分です。

千葉県の案内でも、対象として基礎や柱や屋根や外壁などが挙げられています。

外構の土間はこの列挙に入っていないので、施工した会社との契約や保証書の中身で決まる形。

保証の期間が決まっているなら、その期限の前に写真を添えて申し出てください。

ひびに気づいた日付が分かる写真を残しておくと、申し出のときに話が早く進みます。

保証書がなくても、契約書や見積書に保証の決まりが書かれていることがあるでしょう。

新築の外構なら、引き渡しの書類の中に保証書や工事の約束が入っていないかを見ておくと安心。

外構を別の会社に頼んでいたなら、家を建てた会社ではなく外構を施工した会社が相談の窓口です。

当社は、施工が原因の不具合をお引き渡しから1年間無償で直す決まりです。

業者に頼む場合の流れと見積で見る4つの点

土間のひびを相談するときは、写真で見立てを聞いてから現地を見てもらう流れになります。

どこに頼むかの選び方

頼む先は、外構を自分たちで施工する会社と家を建てた会社とホームセンターなどに分かれます。

新築から間もないなら、まず施工した会社に保証と対応を確かめるのが先です。

比べる点は料金の目安の公開と写真での相談と、撤去から処分まで一式で頼めるかの3つ。

相談のときに伝えること

最初の相談では、ひびの写真と土間の広さと車が乗るかどうかを伝えると見積が早くなります。

ひびがいつ入ったか、広がっているかも大事な手がかり。

ひびの長さはメジャーで測った数字で十分で、段差があれば定規を当てた写真が役立つでしょう。

予算の上限があるなら、最初に伝えておくと補修か打ち直しかを一緒に選べます。

見積で見る4つの点

まず撤去と処分の費用が、別の行で書かれているかを見ます。

つぎに打ち直す広さが、㎡の数字で書かれているかの確認。

3つ目は、下地の砕石と締め固めの扱いが書かれているかです。

最後に、目地やスリットの位置が図か言葉で示されているかを確かめます。

見積書の見方は、外構の見積もりの見方にも詳しくまとめました。

ひびの近くに定規や硬貨を置いた写真と土間の全体の写真を送っていただければ、補修で済むか打ち直しが要るかの見立てと税込の概算をお返しします。

無料見積りフォームで相談する→ LINELINEで相談

工事の範囲は、松戸市の土間コンクリート工事のページにも載せています。

土間コンクリートの補修を業者に頼んだほうが得な理由 下地と目地と仕上がり

項目 自分でやる 業者に頼む
費用 補修材と道具を買う 撤去から処分まで一式
直せる範囲 段差のない細いひび 段差や沈みも直す
長持ち 下地はそのまま 下地を締め固めて打つ
見た目 補修の線が残る 目地で区切って整える
出典 当社の料金目安

自分でできるのは、細いひびを埋めることと掃除と写真を撮るところまで。

段差や沈みのあるひびは、下の地盤から直さないと同じ場所にまた入ります。

業者に頼むと、ひびの原因を見てから補修か打ち直しかを決められる形です。

打ち直すときは下の砕石を締め固め、目地やスリットでひびの入る場所を区切ります。

差額で買うのは、下地から直した長持ちする仕上がりです。

切断した境目をまっすぐにそろえると、古い部分と新しい部分の差も目立ちにくくなります。

壊した土間とがらの処分も、まとめて任せられるのが業者に頼む利点。

土間コンクリートのひび割れの失敗例と対策 5つ

直す前に知っておきたい失敗と対策を、5つにまとめました。

1つ目は、細いひびに補修材を厚く塗って線が目立つ失敗です。

対策は、細めに入れてはみ出しをすぐにならすこと。

目立たない場所で少しだけ試してから、全体に使うと失敗が減ります。

2つ目は、段差のあるひびを表面だけ埋めてまた割れる失敗。

段差があるなら、下の地盤から見てもらってください。

補修材で埋めたあとに段差が広がるなら、下が動いているサインと考えるのが安全。

3つ目は、目地のない広い土間に打ち直してまたひびが入る失敗です。

打ち直すときは、目地やスリットの位置を見積の段階で決めておきます。

スリットに砂利や芝を入れると、ひびを区切りながら見た目の変化もつけられるでしょう。

4つ目は、保証の期限を過ぎてから施工した会社に申し出る失敗。

ひびに気づいた日付と写真を残し、期限の前に連絡するのが安心です。

5つ目は、水たまりの原因を直さずに打ち直す失敗です。

勾配と排水の出口を先に見直さないと、同じ場所が傷みやすいままになります。

駐車場が雨で水につかる家なら、駐車場の冠水対策も一緒に考えてください。

よくある質問

土間コンクリートのひび割れは放っておいても大丈夫ですか

段差がない細いひびなら、すぐに困ることは少ないでしょう。

ただし広がっているなら、写真で見立てを聞いてください。

雨水がしみ込んで下の土が流れると、あとから段差が出ることもあります。

土間コンクリートのひび割れの補修費用はいくらですか

細いひびなら補修材で自分で直せることが多いです。

打ち直すなら撤去と新設で1㎡あたり35,800〜40,600円の計算になります。

ひび割れは自分で補修できますか

段差のない細いひびなら、コンクリート用の補修材で埋められます。

段差や沈みのあるひびは、業者に任せる部分。

新築の土間にひびが入ったら保証で直せますか

施工した会社との契約や保証書の中身で決まります。

新築住宅の10年の責任の対象に外構の土間は入っていないので、まず施工した会社に確かめてください。

新築の土間のひび割れはクレームとして伝えてよいですか

伝えてかまいません。

ひびの写真と気づいた日付を添えて、施工した会社に保証の対象かどうかを相談するのが順番です。

ひび割れの補修はどこに頼めばいいですか

新築から間もないなら、まず施工した会社に保証と対応を確かめてください。

保証がなければ、外構を自分たちで施工する会社に写真を送って見立てを聞くのが早い方法です。

一部だけ打ち直すことはできますか

できます。

ひびのある部分を切り取って打ち直す方法で、5㎡なら179,000〜203,000円の計算です。

ひび割れを防ぐ方法はありますか

打つときに目地やスリットを入れて、ひびの入る場所を区切る方法があります。

下の砕石をしっかり締め固めることも、沈みのひびを防ぐ大事な手順です。

まとめ

土間コンクリートのひび割れは、細いものなら補修材で直せることが多いです。

段差や沈みがあるなら打ち直しを考え、撤去と新設で1㎡あたり35,800〜40,600円が目安。

5㎡の一部の打ち直しなら179,000〜203,000円で、全面の30㎡なら1,074,000〜1,218,000円の計算です。

打ち直す前に、段差と沈みと水たまりの原因を確かめてください。

一部だけの打ち直しなら、全面の打ち直しのおよそ6分の1の費用で済む計算。

新築住宅の10年の責任の対象に外構の土間は入っていないので、保証は施工した会社との契約で確かめます。

当社は松戸市と市川市と船橋市と柏市と流山市と浦安市で、土間コンクリートの補修と打ち直しを料金目安の単価でお受けしています。

お見積りは写真で無料でお出しし、現地調査はご依頼をお決めいただいた方に伺う形です。

根拠と参考資料

hifaceYコラム編集部

千葉県松戸市の外構会社 合同会社hifaceYが運営しています。カーポート・フェンス・門扉・土間コンクリート・植栽を自社で施工し、記事の数字は公開している料金目安と公的機関やメーカーの公表資料に基づいています。会社案内

#土間コンクリート#ひび割れ#補修#外構リフォーム#駐車場#保証

記事を読んで気になったことはそのままフォーム・メール・LINEでお送りください。お見積りは無料で、現地調査はご依頼をお決めいただいた方に伺います。

お見積りは写真で無料です

お見積りは税込総額で工事の範囲を明記します。図面や写真を送っていただければ概算をお答えします。