COLUMN|費用と相場

境界ブロックの費用と隣との費用負担 半分ずつになる場合とならない場合

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3分でわかる

境界ブロックの費用と負担に迷っている方へ 結論はこれです

もっと詳しく知りたい方へ

境界ブロックの新設は、2〜3段で1mあたり24,500〜31,000円が当社の料金目安です。隣と費用を半分ずつにする民法の決まりは両方の土地に建物があるときのもので、隣が更地の新築の分譲地は条件に当てはまりません。条文はe-Gov法令検索で2026年10月17日に確かめ、10mの例を料金目安で計算しました。

この記事の結論

境界ブロックの費用は、積む長さと段数と積む位置で決まります。

隣と費用を分けるかどうかは、どこに積むかと隣の土地に建物があるかの2つで変わるもの。

先に答えを表にまとめました。

知りたいこと 答え 根拠
1mあたりの費用 2〜3段で24,500〜31,000円 当社の料金目安
隣地との境界10m 245,000〜310,000円 料金目安で計算
内側に積んだとき 費用も持ち主も自分だけ 当社の見立て
境界線の上に積んだとき 隣との共有と推定 民法229条
半分ずつにする決まり 両方に建物があるとき 民法225条と226条
ブロックにした上乗せ分 増やした側が負担 民法227条
出典 当社の料金目安 2026年10月時点の税込の単価で当社が計算した例。民法の欄はe-Gov法令検索の条文(2026年10月17日取得)によるものです。

新築で隣がまだ更地なら、自分の土地の内側に積むのが当社のおすすめです。

あとで作り替えるときに隣の同意が要らず、費用の話し合いも要りません。

当社のおすすめ積む前に境界標という境目の杭やプレートを探して、写真に撮っておいてください。工事のあとに位置を確かめるときの記録になります。

境界ブロックの費用 1mあたりの目安と長さ別の計算

境界ブロックは、隣や道路との境目に低く積むブロックのことです。

当社の料金目安では、普通ブロック2〜3段の新設は1mあたり24,500〜31,000円。

この単価には、掘削とベース基礎と鉄筋が入っています。

ベース基礎は、ブロックの下に打つ幅の広いコンクリートの土台のこと。

長さ 普通ブロック2〜3段 化粧ブロック2〜3段
10m 245,000〜310,000円 280,000〜340,000円
15m 367,500〜465,000円 420,000〜510,000円
20m 490,000〜620,000円 560,000〜680,000円
出典 当社の料金目安 2026年10月時点の税込の単価(普通ブロック1mあたり24,500〜31,000円・化粧ブロック1mあたり28,000〜34,000円)に長さを掛けた当社の計算です。

化粧ブロックは、表面に模様や色の付いた見た目のよいブロックです。

道路から見える面だけ化粧ブロックにして、隣との境目は普通ブロックにする分け方もあります。

長さは、境界標から境界標までを巻き尺で測ると見当がつくもの。

2段と3段の高さ

ブロック1個の高さは19cmで、目地を足すと1段は約20cmになります。

2段なら約40cmで、3段なら約60cmの高さ。

出典 カインズ 重量ブロック 10cm 基本(幅10×奥行39×高さ19cm)2026年10月17日取得。段数ごとの高さは目地を1cmとした当社の計算です。

塀を高く積むときの控え壁などの決まりは、ブロック塀とフェンスの費用の比較にまとめました。

古いブロックを作り替える場合

今あるブロックを壊して積み直すときは、撤去の費用が足されます。

ブロック塀の撤去は、基礎を含めて1mあたり21,800〜25,000円が料金目安。

10mの作り替えなら、撤去と普通ブロック2〜3段で463,000〜560,000円の計算です。

古いブロックが境界線の上にあるなら、作り替えの前に隣と話し合っておく必要があります。

隣と費用を分ける条件 民法225条から229条

境界ブロックの費用を隣と分けるかは、民法の225条から229条に決まりがあります。

条文の要点を表にしました。

条文 決まりの中身
225条1項 建物の間に空地があれば共同の費用で囲障を設けられる
225条2項 話し合いがまとまらなければ板塀や竹垣などで高さ2m
226条 囲障の設置と保存の費用は隣どうしで等しい割合
227条 良い材料や高さを増した分は増やした側が負担
228条 条文と違う慣習があれば慣習に従う
229条 境界線上の境界標や囲障は共有と推定
出典 e-Gov法令検索 民法 第225条〜第229条(2026年10月17日取得)。要点は当社が条文を短くまとめたものです。

囲障は、塀や垣根など敷地の境を囲うもののこと。

半分ずつにする決まりは両方に建物があるとき

226条の等しい割合の決まりは、225条の囲障についてのものです。

225条の条件は、持ち主の違う二棟の建物があってその間に空地があること。

隣の土地がまだ更地なら、この条件に当てはまりません。

新築の分譲地で隣より先に家を建てた側が積む境界ブロックは、この場合に当たるもの。

ブロックにした上乗せ分は増やした側の負担

225条2項は、話し合いがまとまらないときの囲障を板塀や竹垣などの高さ2mと定めています。

227条は、それより良い材料を使った分や高さを増した分の費用を増やした側が持つ決まり。

ブロックの塀を求めるなら、板塀との差の費用は求めた側が持つことになります。

半分ずつにしたときの金額

隣と話し合って境界線の上に積み、費用を半分ずつにする場合もあります。

普通ブロック2〜3段で10mなら、1軒あたり122,500〜155,000円の計算。

出典 当社の料金目安 2026年10月時点の税込の単価で計算した10mの金額を、2で割った当社の計算です。

見積は1枚にまとめて、半分ずつの金額をそれぞれに書き分けておくと払うときに迷いません。

払う時期と払い方も、同じ書面に書いておくと後で揉めずに済みます。

話し合いで決めた分け方は書面に残す

228条によれば、条文と違う慣習があればそれに従う形。

隣と話し合って分け方を決めたら、積む位置と持ち主と一緒に書面に残しておくと後で確かめられます。

書面には、日付と両方の名前と境界ブロックの長さを入れておくと安心。

内側に積むか境界線の上に積むか

境界ブロックを積む位置は、大きく分けて2つあります。

積む位置 持ち主 費用 作り替え
自分の土地の内側 自分 自分が全額 自分で決められる
境界線の上 隣との共有と推定 話し合いで分ける 隣の同意が要る
出典 e-Gov法令検索 民法 第229条・第251条(2026年10月17日取得)。表の分け方は当社のまとめです。

業者のあいだでは、内側に積むことを内積みと呼び境界線の上に積むことを芯積みと呼ぶもの。

境界線の上に積むと作り替えに隣の同意が要る

境界線の上の塀は、229条で隣との共有と推定されます。

共有の物に変更を加えるには、251条でほかの共有者の同意が要る決まり。

自分だけで費用を出した塀でも、共有と推定されるかぎり壊して積み直すには隣の同意が要ります。

将来フェンスを載せたいときも、境界線の上の塀なら隣との話し合いが先になるもの。

内側でも地面の下の基礎に気をつける

内側に積むときに気をつけたいのは、地面の下のベース基礎の幅です。

ブロックの面を境界線にそろえると、幅の広い基礎が隣の土地に出てしまう場合があります。

基礎の端が境界線を越えない位置に積むのが安全です。

今ある塀の持ち主を確かめる

隣との境目に古い塀があるなら、まず塀と境界標の位置を見比べてください。

境界標が塀の真ん中の線にあれば、境界線の上の塀として共有と推定される形。

塀が境界標より隣の側にあれば、隣の持ち物の塀と考えられます。

その場合は、自分の側にもう1列積むより隣の塀を活かす方法を先に考えるのが当社のおすすめ。

境界標を動かさない 積む前に確かめること

境界標は、土地の境目に打たれたコンクリートの杭や金属のプレートのことです。

刑法262条の2は、境界標を壊したり動かしたりして境界をわからなくした者を5年以下の拘禁刑か50万円以下の罰金に処すると定めています。

工事で境界標のまわりを掘るときも、杭は残したままの作業。

境界標の写真は、杭の頭と近くの塀や道路が一緒に写るように撮ると位置の記録になります。

積む前に確かめる4つのこと
  • 境界標の位置と数
  • 法務局の地積測量図があるか
  • 隣の土地に建物があるか
  • 今ある塀やブロックの持ち主

地積測量図は、土地の形と境目を測って登記した図面のこと。

法務局で、閲覧と交付ができます。

境界標が見つからないとき

境界標が見つからなければ、測量で位置を確かめてから積む順番。

伊勢崎市のよくある質問でも、境界杭を正確に復元したいときは測量会社や土地家屋調査士事務所に相談するよう案内されています。

民地どうしの境界は、隣の地権者と相談するようにとも書かれているもの。

境界標の位置が確かめられないうちは、ブロックを積まないのが安全です。

工事で隣の土地に入るとき

ブロックを積むときは、隣の土地に足を入れて作業する場面があります。

民法209条によれば、境界の近くで塀などをつくるために必要な範囲で隣地を使える決まり。

その場合は、目的と日時と場所と方法を前もって隣に知らせることも同じ条文に書かれています。

住んでいる家の中には、住む人の承諾がなければ入れません。

使う日時と場所と方法は、隣の損害が最も少ないものを選ぶ決まり。

作業で隣に損害が出たときは、隣は償金を求められると同じ条文に書かれています。

境界ブロックだけ先に積んで後からフェンスを付ける方法

境界ブロックだけを先に積み、フェンスはあとから付けることもできます。

その場合は、フェンスの柱の位置を先に決めておくのがこつ。

10mで比べた金額は、次のとおりです。

  • ブロックとメッシュフェンスを一緒に付けると368,000〜450,000円
  • ブロックだけ先に積むと245,000〜310,000円
  • あとからメッシュフェンスを付けて穴あけが6か所なら147,000〜188,000円
出典 当社の料金目安 2026年10月時点の税込の単価(メッシュフェンス1mあたり12,300〜14,000円・フェンス支柱用のコア抜き1か所4,000〜8,000円)で当社が計算した例。柱は2mおきに6本とした前提です。

あとから付けると、積んだブロックの上の段に柱の穴をあける費用がかかります。

一緒に付ける場合との差は、10mで24,000〜48,000円の計算。

将来フェンスを付けるなら、柱の位置と本数をブロックを積む前に決めておくのが当社のおすすめです。

フェンスの高さとブロックの段数の組み合わせは、メーカーの施工説明書の範囲で決めます。

低い境界ブロックの上に柱を建てたメッシュフェンス
低い境界ブロックの上に柱を建てたメッシュフェンスです。ブロックは2〜3段の低さでも、フェンスを載せると境目がはっきりします。

目隠しにしたい場合の高さは、目隠しフェンスの後付け費用で計算しました。

境界ブロックが要らない場合

境界ブロックは、どの家にも要るわけではありません。

次の3つに当てはまるなら、積まずに済む見込みがあります。

  1. 分譲のときに境界ブロックがすでに積まれている
  2. 隣の家の境界ブロックが隣の土地の内側にある
  3. 境界標がはっきりしていて境目がわかればよい

隣のブロックのすぐ内側にもう1列積むと、ブロックが2列に並んですき間の掃除がしにくくなるというのが当社の見立て。

境目がわかればよいだけなら、境界標を見える状態に保っておく方法もあります。

業者に頼む場合の流れと工事の日数

当社の料金目安では、境界ブロックの新設は2〜3段で1mあたり24,500〜31,000円です。

頼むときの流れ

  1. 境界標と今の塀の写真を送る
  2. 写真をもとにお見積りを受け取る
  3. ご依頼を決めて現地で境界標と地面の高さを確かめる
  4. 積む位置と段数と工事の日を決める
  5. 隣に工事の日と作業の範囲を伝える
  6. 掘削と基礎と鉄筋とブロック積みをする
  7. 境界標が残っているかを一緒に確かめる

相談のときは、境界標の近くの写真と塀を建てたい場所の全体の写真があると話が早く進みます。

基礎の養生の日数

工事の日数で長いのは、基礎のコンクリートを湿らせておく養生の期間。

コンクリートの養生の日数普通のセメントで日平均気温15℃以上なら5日です。10℃以上なら7日で、5℃以上なら9日になります。国の仕様書の標準の日数です。
出典 文部科学省 土木工事標準仕様書 令和4年版 6.2.1表 コンクリートの養生期間(2026年10月17日取得)。

これから冬に向かう時期は、気温が下がるぶん養生の日数が延びるもの。

隣へのお知らせは、工事の日と一緒に養生で作業が空く日も伝えておくと安心です。

見積で見る3つの点

まず、ブロックの長さがmで書かれているかを見ます。

つぎに、掘削とベース基礎と鉄筋が入っているかの確認。

最後に、積む位置が内側か境界線の上かが書かれているかを確かめてください。

境界標と今の塀の写真を送っていただければ、内側に積むか境界線の上に積むかからご相談に乗ります。

ご依頼をお決めいただいた方には、当社の職人が現地調査に伺います。

無料見積りフォームで相談する→ LINELINEで相談

当社の対応エリアは、松戸市のフェンス工事と市川市のフェンス工事のページにもまとめています。

境界ブロックを業者に頼んだほうが得な理由 境界標と基礎

項目 自分でやる 業者に頼む
境界標 掘るときに動かすおそれ 杭を残して掘る
基礎と鉄筋 道具と材料をそろえる 料金目安の単価に込み
位置と高さ 水糸と水平器で合わせる 職人が合わせる
手間 何日も重いブロックを運ぶ 写真を送って日を決める
出典 当社の料金目安(境界ブロックの新設は掘削とベース基礎と鉄筋込み)。カインズ 重量ブロック 10cm 基本は1個9.1kg。

自分で積むときにいちばん怖いのは、掘っているうちに境界標を動かしてしまうこと。

動いた境界標を正確に元の位置へ戻すには、測量が要ります。

ブロックは1個9.1kgあり、10m分を運んで積むのは体への負担が大きい作業。

一度積むと動かせないので、最初の1段の位置と高さで仕上がりが決まります。

差額で買うのは、隣と揉めない位置に真っすぐ積まれた塀です。

境界ブロックの失敗例と対策 5つ

1つ目は、境界線の上に積んで作り替えのときに隣の同意が取れない失敗です。

対策は、新築なら自分の土地の内側に積むこと。

2つ目は、ブロックの面を境界線にそろえて基礎が隣の土地に出る失敗。

基礎の幅を見込んで、積む位置を決めるのが対策になります。

3つ目は、境界標を確かめずに積んで位置がずれる失敗です。

対策は、境界標と地積測量図で位置を確かめてから積むこと。

4つ目は、費用を半分ずつにする約束を口だけで済ませる失敗。

分け方と積む位置と持ち主を、書面に残しておくのが対策です。

5つ目は、後からフェンスを付けるつもりなのに柱の位置を決めずに積む失敗。

フェンスの種類と柱の間隔を、先に決めておくのが対策です。

よくある質問

境界ブロックの費用は隣と折半ですか

民法226条の等しい割合の決まりは、持ち主の違う二棟の建物の間に囲障を設けるときのもの。

自分の土地の内側に積むなら、費用は自分だけで持つ形になります。

境界線の上に積むときは、隣と話し合って分け方を決めて書面に残してください。

隣の土地が空き地のときも費用を半分ずつにできますか

民法225条の条件は二棟の建物があることなので、隣が更地のうちはこの条件に当てはまりません。

隣と話し合って分け方を決めるのは自由です。

境界ブロックはどちらの土地に積みますか

自分だけで積むなら自分の土地の内側に積み、隣と共同で積むなら話し合って境界線の上に積む形。

新築で隣が更地なら、内側に積むのが当社のおすすめです。

境界ブロックを積むのに隣の同意は要りますか

自分の土地の内側に積むなら、民法に隣の同意を求める決まりはありません。

隣の土地に入って作業するときは、民法209条で前もって隣に知らせます。

境界ブロックだけ積んで後からフェンスを付けられますか

付けられます。

ブロックの上の段に柱の穴をあけて建てる形で、穴あけは当社の料金目安で1か所4,000〜8,000円。

境界線から50cm離さないといけませんか

民法234条の50cmは、条文では建物を建てるときの決まり。

塀や垣根などの囲障には、225条から229条に別の決まりがあります。

隣のブロックが傾いているときはどうしますか

民法717条は、塀などの工作物の設置や保存に欠陥があって他人に損害を与えたときの責任を定めた条文。

隣の持ち物の塀なら、まず持ち主に傾きを伝えて直してもらえるよう話します。

道路に面した危ない塀なら、松戸市のブロック塀の補助金も確かめてください。

境界ブロックは何段がいいですか

境目を示すだけなら2段で、上にフェンスを載せるなら2〜3段が当社の目安です。

まとめ

境界ブロックの新設は、2〜3段で1mあたり24,500〜31,000円が当社の料金目安です。

隣と費用を半分ずつにする民法の決まりは、持ち主の違う二棟の建物があるときのもの。

自分の土地の内側に積めば、費用も持ち主も自分だけになり作り替えも自分で決められます。

境界線の上に積むなら、分け方と持ち主を隣と話し合って書面に残してください。

どちらの場合も、境界標の位置を確かめてから積むのが大切。

当社は松戸市と市川市と船橋市と柏市と流山市と浦安市で、境界ブロックの新設と作り替えを料金目安の単価でお受けしています。

お見積りは写真で無料でお出しし、現地調査はご依頼をお決めいただいた方に伺う形です。

根拠と参考資料

hifaceYコラム編集部

千葉県松戸市の外構会社 合同会社hifaceYが運営しています。カーポート・フェンス・門扉・土間コンクリート・植栽を自社で施工し、記事の数字は公開している料金目安と公的機関やメーカーの公表資料に基づいています。会社案内

#境界ブロック#費用負担#隣地#ブロック塀#フェンス#民法

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お見積りは税込総額で工事の範囲を明記します。図面や写真を送っていただければ概算をお答えします。